なぜ日本では「かわいい」が重視され、欧米でが「美しさ」が重視されるのか

日本と欧米で「美」の目指し方が違う理由

日本と欧米で「美」の目指し方が違うのは、女性そのものの違いではなくて社会が女性に求める役割や価値観が違うからである。

社会が女性に求める役割の違い

日本ではかわいさが女性らしさ、柔和さ、やさしさと捉えられ、欧米では美しさが自立した女性や大人としての力強さと映る。
また欧米では「かわいい」は大人の女性に対しては子供っぽい印象として受け取られることがある。

ファッション、話し方、表情、SNSに現れる違い

日本のファッションでは、スカートやワンピースなど、かわいらしさを強調する服装が多く、体のラインを強く出したり、肌を大きく露出するスタイルは比較的少ない印象がある。また、そのような服装は必ずしも良いものとして受け取られない場合も多い。

一方、欧米では(国にもよるが)、体のラインが分かる服や、夏場の肌の露出が一般的に受け入れられている。度が過ぎると否定的に見られることもあるが、自己表現として肯定的に捉えられることが多い。私自身、オーストラリアに留学した際、レギンスを日常的に着用している女性を見て驚いた。日本ではインナーとしての印象が強かったからだ。

また、話し方や自己表現にも違いが見られる。日本人女性は、初対面では本音や事実をあまりストレートに表現しない傾向がある。それは社会が女性に対して目立たず、調和を重んじる話し方を求めてきた文化的背景があるからだと考えられる。一方で、欧米の女性は比較的はっきりと自分の意見を伝えることが多い。SNSのプロフィール写真を見ても、日本では顔をはっきり写さない写真が好まれるのに対し、欧米では顔が明確に分かる写真が多く、自己表現のスタイルの違いが表れているように感じる。

外観の違いではなく、価値観の違い

これらの例からもわかるように日本と欧米の美の目指し方、価値観が異なるのは、外見の差だけではなく社会や文化が長い時間をかけて育み、許容してきた価値観の違いによるものであると言える。

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